情報過多のFX業界の中であっても、勝ち組の比率は変わらない

俺がFXを始めて15年以上過ぎた。

始めた当時は、今のと比べたらFXの情報は少なくて、投資書籍を読んだり、断片的な内容ばかりのブログを読んだりしていた。

時には、クソみたいな情報商材を買って、その内容を鵜呑みにして大損したりしてた。
まぁ懐かしい話だ。

それから時間が過ぎて今は2022年。

Googleの検索精度の上昇、アフィリエイターの増加、YouTbuerやインフルエンサーの出現などによって、FXに関する情報は誰でも簡単にネット上で得ることができるようになった。

ちょいと昔だったら有料で販売されていたレベルのクオリティの内容が、今では無料で得られるようになったんだよ。

良い時代になったもんだと思う。

ついでに言えば、FXに関するツールも進化していて、Forex TesterシリーズやMT4以外にも、TradingViewなんかで過去の検証をしやすくなった。

何が言いたいかと言うと、昨今のトレーダーは恵まれてるって話だよ。

だが、聞いて欲しい。

これだけ恵まれている状態で、FXの勝ち組の割合は増えたんだろうか?

1割~2割くらいしか勝てていないと言われる割合が、3割、4割に変わったんだろうか?

答えはおそらくNoだろう。
多くの情報は得られるようになったが、勝ち組の割合は変わってない。

その理由は色々とある。

一つは、様々な有益な情報が普通に流れたら、市場で勝つのはそれだけ難しくなる。

それまでは一部の人しか知らない情報を、みんなが知ったら、それの優位性は無くなる。

超人気店のラーメン屋の秘伝のスープの作り方をみんな知ってしまったら、同じ味のラーメン屋であふれて、売り上げは落ちる。

これと同じだな。

そして理由としてもう一つあるんだが、それが「単に努力不足」って言う点。

人って努力しないんだよ。
楽したがる生き物だ。

そもそも、トレーダーがFXを始める理由って何?

多分、8割が「人生楽して暮らしたい。トレードでのんびりと安定して稼ぎながら・・・・」だと思うんだよ。

この時点で「勝つために努力する」って言う考えが無い。

だからこそ、多くのトレーダーは努力しない。
ある程度努力しても、勝つための努力にはならない。
正しい方向性の努力をしていない。

またたとえ話になるが、英語教育って昔からダメって言われてるじゃないですか。

でも、ネットが始まってから誰でも簡単に英語の勉強ができるようになったわけよ。

じゃぁ、日本人みんなが英語ペラペラになりましたか?って話。

英語を喋れる日本人の割合が増えたなんて聞いたことない。

 

まぁそういう事。

勝てるヤツは、情報が少なくても勝てるようになるし、ダメな奴はどんなに情報を与えても成功しない。

残念だが、コレがトレードの事実。

 

 

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