8月10日のトルコショックで大負けしてしまった。
下げ続けるトルコリラ円にロングを追加し続けるも全然上げず、
結局ナンピンとマーチンを繰り返して、結局アボーン・・・。
一体何やってんだか。
なんて言うのは嘘。
俺はトルコリラで取引したこともないし、
スワップに釣られて保有したいと思ったこともない。
むしろポン円をショートしたおかげで
8月にしては結構な利益を出せて良かった。
だが、世の中にはトルコリラは今後上がると
信じ続けていたトレーダーも多かったようだ。
確かに「トルコリラ円」で検索すると、
長期保有型のトレーダーのブログが目立つ。
トルコは人口も多く、経済も発展している。
イスラム圏ながらもユーロとも親密。
資源もある。
こう言われると確かに、今後は上げてくるかも?
と思えなくはない。
だが、政策金利が17%を超えていて、
エルドアン大統領の独裁者っぷりを見れば、
「コレはヤバイ」と思うことだろう。
かの有名な脱税主婦もトルコリラ円を保有することを勧めていたそうだ。
彼女は損切りを入れない手法を公開しているが、
これだけ下げても損切りを入れないのだろうか?
そして、今回の下落を受けてトルコリラ円のロンガーたちはどうなっているだろうか?
強制決済されたものもいれば、自分で損切った者もいるだろう。
いつもそうだが、スワップ狙いのトレーダーは、
リスク管理が甘い人間が多いと感じる。
毎日スワップが受け取れるから、多少のキャピタルロスは仕方がないと
考えているのかもしれないが、それは大きな間違いだ。
高金利通貨、なのに下げ続ける通貨には何らかの理由がある。
それを再確認できた一つの例となるだろう。