
前回の記事でFX情報商材について書いたが、
今回はその続きを書こうと思う。
情報商材の販売ページ(セールスレター)を見ると、
販売者の過去の取引の実績が掲載されているものがある。
実際に見てみると、かなり凄い結果だったりする。
こんなものを見せられると、トレードで上手くいかない人たちが
コロッとやられてしまうのも仕方がないだろう。
で、商材を購入しても全然同じ結果にならないわけだがwww。
実は情報商材に掲載されている取引履歴というのは
画像修正していたり、様々なテクニックを用いているものもある。
または他人の取引データをもらって、それを掲載している可能性もある。
つまりは、だ。
しっかりと取引結果を掲載していたとしても、
販売者は全然勝てていなかったりするのだ。
有名なやり方を紹介しよう。
■両建て
デモトレードで同時に買いと売りのポジションを持つ。
利が出てきた方を利食う。
含み損の方は放置して、また両建てをして適当に利食いをする。
こうすれば勝率100%の取引履歴がつくれる。
こんなことがまかり通る世界だから、
他人の取引履歴なんて参考にしない方が良い。
たとえ本当の取引履歴であったとしても、
調子の良かった期間や運良く勝てていた期間だけを
抜き出して掲載している可能性もあるから・・・。
情報商材販売で有名な某社の会長は、脱税で捕まった。
情報商材を売って得た利益を脱税していたのだ。
FXをやるより、しょーもない商材を作って、
誇大な表現で煽りまくって情報弱者に売りつける方が
儲かるのかもしれない。