
トレードは難しい。
この事実に同意しないトレーダーはいないと思う。
しかし、トレード経験が無い人からすると、
トレーダーは楽な仕事のように見える。
実際オレもトレーダーは楽で簡単だと思ってトレード始めたしwww。
トレードが楽で簡単に見えるのは、
トレーダーの技術だったり分析力が分からないからだ。
例えば、プロのピアノ奏者が演奏すれば、
ほとんどの場合で素人は「凄い!」感銘を受けるだろう。
その理由は、「とても自分には出来ない・真似できない」ということが分かるからだ。
指の動かし方、リズム、強弱・・・。
ピアノを本格的に習ったことがなくても、
学校で触ったことくらいは誰にでもある。
だから、ピアノが弾けることがどれだけ凄いか分かる。
ピアノ奏者の技術力に驚き、感銘を受ける。
ではトレードはどうだろう?
トレーダーは、これから価格レートが上げるか下げるかを
賭けていくのが仕事だ。
難しいパソコンの操作は要らない。
クリック出来る筋力があればそれでいい。
しかも、上げたか下げたかは、時間が過ぎれば分かる。
後知恵バイアスで「自分は前からこうなることを知っていたんだ」
と勘違いできる。
そんなわけだから、トレーダーの仕事ってのは
なかなか理解されない。
簡単な仕事だと思われる。
情報商材屋とかFX業者とかがトレードは簡単!
というイメージをすり込んでいるのも一つの要因だけどね。
だが、ぱっと見では適当に売り買いしているようであっても、
トレーダーはその裏で努力している。
- 膨大な時間をかけた相場の検証・分析
- 統計的優位性のある手法の作成・確立
- その手法を行使できるだけのメンタル、技術力
- 手法を最大限に活かしつつ、出来るだけリスクを抑えるための資金管理力
これらが絶妙に混ざり合ってトレードでは利益が出る。
だから、まだ利益が出ていない人に言いたい。
トレードは難しい。
難しいことを受け入れて、それでもやりたいなら本気で頑張ろう!