相場は常に中立である

損切りができないという相談をよくもらう。
無論、絶対に損切りはした方がいい。

クソポジを持っているときに、どんなにチャートに向かって祈っても相場はそんな祈りを聞いてくれない。

「あ、ようやく含み損が減り始めた」と思ったところで、また反転するのがオチだ。
こんなこと誰だって経験があることだろう。

市場はトレーダーに損させようとしているわけではない。
ポジションを持ったのはトレーダーの意志。
ポジションを手放せないのもトレーダー。

そう、トレーダーは自由にエントリーもエグジットも出来る。
誰もとがめない。

冷静になれば誰でも理解できる話だ。
だけど、自分が含み損を抱えているときは冷静な判断が出来ない。

「今回だけ、今回だけは損失を確定したくない」
「今回だけはプラマイゼロで終わりたい」

こういった余計な損失回避のメンタリティが、損失を大きくする。
皮肉なものである。

トレードをしていると希望や絶望を経験する。
しかし、相場が俺たちに希望と絶望を感じさせているわけではない。

あくまでも相場はトレードするという機会を提供しているだけだ。
俺たちはそれに乗っかって、勝手にトレードしている。自由に。

自由だからこそ好きに入れる。
好きに出られる。

損切りしないということは、この大きなメリットを自分で放棄していることになる。
ダメだと思った時点で損切るべきだし、オレはそうしている。

ダメだと思った時点で損切らなければ、次は希望に変わる。
相場に「こう動いて欲しい」と希望するようになったら、そのポジションは終わりだ。