
オレはちょいと前からトレードを人に教えたりしている。
おかげでトレーダーの知り合いが増えて、色々な情報交換ができて、勉強になることも多い。
だが、良いことばかりではない。
コレは俺の感覚なんだが、新しく知り合いになる人の約6割は嫌なヤツ。
残りの2割はどうでも良いヤツ。
そして最後の2割が好意を持てるヤツだ。
今回は、6割の嫌なヤツの中でも最上級に嫌なヤツの話でもしよう。
クズトレーダーのエピソード
そいつはトレーダー仲間の知り合いの紹介で知り合った。
最初は物静かなヤツだったが、途中で大きな含み損ポジを持っていることを告白してきた。
トレードの調子が良かったから、ロットを上げたら含み損になって、切るに切れずに、ナンピンとマーチン。
お金が足りないから他の口座からお金をかき集めて、それでも足りないからお金を借りて・・・。
典型的なダメなトレードだ。
そしてそいつから「どうしたらいいですか?」という質問を受けた。
オレは「最悪の事を想定して考えるのなら、今切るしかないだろう。」と答えた。
客観的かつ無難な回答だ。
そいつもそのことを理解していたのだろう。
「損切ります」と言って納得していた。
問題はその後だった。
そいつから直接連絡が来た。
「あの後損切りをしたら、レートは戻っていったじゃないですか!
損切りしていなければ、プラスになってたのに!」
オレは唖然とした。
意見を求められて答えた。オレがやったのはそれだけだ。
オレの意見を聞いてどう動こうが、そいつの勝手だ。
なのに、何故かオレが非難される・・・
実際、こういうことは初めてではない。
トレードは自己責任で、自分で考えるものだと知らないバカを相手にすると、こっちが疲れる。
そんなヤツとは関わるだけ時間の無駄だ。
こういったヤツは考え方を変えない限り、相場の養分でいつづける。