
昨日新元号が発表された。
ご存じの通り「令和」だ。
長く続いた平成も終わる。
これから相場はどんな動き方をするのだろうか?
平成の30年間は、テクノロジーが恐ろしいほど進化した。
- それまで手書きだったチャートがパソコンで表示出来るようになった。
- インターネットでリアルタイムで価格データを受信して取引出来るようになった
- 様々なインディケーターがチャートに表示出来るようになった
- アルゴリズムに基づく自動売買が出来るようになった
- AIが市場を分析してシグナルを出すようになった
原始的なレベルからかなり進化している。
これだけ市場を取り巻く環境が変われば、市場の動きも変わるのではないだろうか?
まぁそう考える方が妥当だろう。
もちろん、「市場の動きは変わらない」という意見もある。
市場参加者の恐怖や狂気はいつの時代も同じだ!という理屈だ。
それも一理あるが、アルゴリズムやAIが更に台頭する今後、そういった理屈は通用するのだろうか?
人間が自分の裁量判断で取引をしなくなると、市場の動きはより効率的になる。
つまり、市場はランダムウォークすると考えられる。
裁量派のトレーダーが生み出す「市場の歪み」が弱まれば、当然相場は読みにくくなる。
こう考えると、相場で飯を食っている自分としては不安が募る。
今後「トレードで勝てなくなったら・・・」と思ってしまう。
一生勝てるトレード手法なんてないが、可能ならば自分の技術が一生相場で通用して欲しいとは思う。
専業トレーダーは悩みだらけだ。